良い作物は良い肥料から!肥料のひみつ

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田畑で行う農業にですら必要な肥料です。もとより限られたスペースと土壌のプランターになると、なおのこと肥料は必要です。しかし、プランター栽培に適した肥料選びに困っているという方も多いはずです。プランターで野菜を栽培する場合を想定して、どのタイミングでどのような肥料を与えたらよいかを具体的にまとめてみました。

プランターの土作りに必要な肥料:
プランターの土壌は、これまで使っていた土を半分残し、あと半分の量には腐葉土や堆肥、牛糞、干草などを混ぜ込んでしばらくの間休ませて作ります。余った土などは他の保管場所に保管するか、ゴミとして捨ててください。プランターの土作りの段階で注意するべきことは、化学肥料や鶏糞などを使用しないことです。
化学肥料や鶏糞を使用すると土壌が痩せてしまい、途中までは野菜がうまく育っても後半になって急速に土壌の力がなくなります。その理由として化学肥料や鶏糞などには即効性はありますが持続性がなく、急速に土壌を劣化させるためです。

プランターに種をまく時期や苗を植える時期に必要な肥料:
プランターの土壌ができていよいよ種を蒔く季節をむかえると、元肥とよばれる肥料をプランターの土壌に埋め込みます。できるだけ表面から遠い位置に化学肥料以外の有機肥料(牛糞や油粕など)を埋めます。元肥の作業が終わったら種まきや苗植えをおこないます。種や苗の根に近い部分に肥料があると肥料やけを起こして枯れてしまうので注意してください。

追肥に適した肥料:
種が芽吹いて成長しはじめ、苗も二枚葉から伸びた茎に何枚か葉をつけて摘心を行う時期になったら、追肥を行います。追肥には即効性があり、三大要素といわれる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)がバランスよく配合された化学肥料が適しています。肥料を与える際には根元から放した場所に少量をばらまく程度で充分です。
肥料のやりすぎには注意が必要です。追肥は1ヶ月に2度ほどやります。他にも油粕や鶏糞なども追肥に適しています。この場合も根から離したところに与えるようにしましょう。

成長に合わせてその時期に必要な肥料を与える:
植物の成長には三大要素といわれる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)が必要です。窒素(N)は葉肥と呼ばれ、葉や茎を育てる肥料です。芽が出てすく育てるためには窒素は必要不可欠です。芽が育っている時期に枯葉などを回りに置くと窒素が不足する恐れがあります。
なぜなら枯葉などの分解には大量の窒素を必要とするからです。この状態を専門家はチッソ飢餓の状態と呼びます。ご注意ください。

実りの時期に必要な追肥について:
実をつけて成長させる時期になるとリン酸(P)を多く含む肥料が必要になります。またカリウム(K)は根肥とよばれ、土壌に根を張る栄養素となります。根菜などには欠かせない肥料です。このように植物の成長に合わせて三大要素といわれる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の配合をうまく組み合わせるようにしてください。

プランターを半永久的に使い続けるために:
プランターのみならず農業を行う農家の方にも共通して言えることなのですが、プランターをできるだけ長く永続的に使用したいのであれば、寿命の短い即効性のある化学肥料などを極力使用しないようにしましょう。科学肥料は速攻性があるので目に見えて植物に効いているように見えますが、長続きはしません。
また土壌も痩せ衰えるので、使用には注意が必要です。永続的に土壌を使用するためには、有機肥料が有効です。牛糞や腐葉土、枯れ草などが大変有効です。また高地などでの畑作には、収穫後に刈り取った草を乾かしたものを土壌に混ぜて養生させています。
そうすることによって、土壌に来年も野菜を育てる力が蓄えられます。ベランダなどの鉢やプランターもこの農法と同じ原理です。収穫が終わったら枯れ草や干草を土壌に混ぜ込んで、一冬の間養生させてください。そうするとまた土が蘇って、来年も逞しい野菜を育ててくれるはずです。

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