あなたのベランダに「マチュ・ピチュ」が!?

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ベランダやテラスなどでの菜園は、天空の城と呼ばれる「マチュ・ピチュ」のミニチュア版であるといっても過言ではありません。つまりベランダやテラスでのプランター栽園はアンデスのマチュ・ピチュをお手本にすれば良いことになります。気分はアンデス文明のインカ帝国、それでは、南米の高地では、いったどのような工夫がなされていたのか、少し調べてみることにしましょう。

アンデス文明の叡智:
アンデス文明の中でも特徴的なマチュ・ピチュ遺跡は急勾配の傾斜地に石を積み上げて造られています。
耕作用の土にはウルバンバ渓谷から運び込まれた土壌が使用され、また肥料には海鳥の糞で作られた肥料をはじめ、海岸地域のグアノが土壌の中から発見されており、他にも周辺部から集められた刈り草やリャマの糞なども肥料として使用されていました。
このような高い標高の傾斜の多い土地を選んだ理由として、霜害の多い平坦な土地をあえて避けたのではないかと考えられています。
さらに高精度な設計による給排水の良さも驚くほどの性能をみせます。その効率の良い給水と排水が現在でも健在です。また土地自体に塩分が多く、土壌に含まれる塩分の排出能力も備えています。このようなことからマチュ・ピチュは農業試験場としての役割も果たしていたのではないかと考えられています。
またこのマチュ・ピチュの棚畑群は土壌保全にも優れており、豊かな土壌では麦、ソルガム、トウモロコシ、ミレット、コカ、ジャガイモ、キヌア、アボカド、豆類などが栽培されていました。

マチュ・ピチュのミニチュア版を作る:
では、実際にミニチュアのマチュ・ピチュを作ってみることにしましょう。マチュ・ピチュのある斜面はベランダの日当たりの良い場所を想定します。丁寧に積み上げられた石垣はプランターで代用、土壌にはマチュ・ピチュを参考にして、近所の公園などで刈り取られた草とリャマの糞は
なかなか手に入らないので牛糞で代用します。
プランターの土壌には、土50%、刈り取られた草40%、牛糞10%の割合で混ぜます。これでマチュ・ピチュのミニチュア版の完成です。

いよいよ空中庭園のテラスファーマーとして踏み出す:
プランターはマチュ・ピチュにならって南東向きの日当たりの良い場所に設けます。給排水は手動、効率よくムダ使いしないように水やりをおこない、適度な量の排水ができ根腐りのないように注意します。
栽培する野菜はプランターに適したものを選びます。プランター栽培に適した野菜としては、トマト、唐辛子、ピーマン、バジル、紫蘇、大葉、パクチー(香菜)、ディルなどがあります。
季節としては春先にトマトやバジル、パクチーなどの種をまきます。夏から秋にかけて唐辛子やピーマンなどが種まきの時期を迎えます。年間をとおしてパクチーとディルは栽培できるので、一度収穫したらまた種をまくようにします。年間をとおして野菜を切らさないように工夫しましょう。

少し上達してきたら、白菜や大根、キャベツ、レタスなどにも挑戦してみましょう。大根を栽培する場合は深めのプランターを使用して大根が地中深くまで成長できるようにしてください。記録をつけて失敗を繰り返さないようにする。

テラスファーマーとして毎日日記のような記録をつけると良いでしょう。現在ではインターネットを介したブログなどの記録サイトがあるので、活用しない手はありません。画像などもアップロードして情報発信することで他の人との情報交換もできます。
またより高度な知識をインターネット上でやり取りできるのも大きな利点です。「マチュ・ピチュ」の住人になった気分にで、野菜はすべてベランダでまかなうようにします。発想や視点を変えることで、さらに楽しいテラス菜園をお楽しみいただけるはずです。

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